にいろとは

「にいろ」とは、日本の伝統色でやや茶色を帯びた赤色の事を指します。
漢字で書くと「丹色」。

私たちの持つ個性の”いろ”と丹波の”いろ”を重ねあわせ、
人から人へ、地方(丹波)から街へ、”繋げる”発信をコンセプトに活動します。

にいろ=「丹(波の)色」
にいろ=二つの色(あなたと私の色、ふたつめの色(セカンドカラーの提案))
にいろ=〜にいろ(を乗せる)

そこに在る、物語

をコンセプトに、丹波の草花や思い入れのある風景、忘れたくない思い出を、写真のように切り取り表現しています。
ただ綺麗なボタニカルアートではなく「モチーフとした人や場所、その人のそばに寄り添うようにあるもの」をモチーフにし、
忘れたくない思い出や想いを「記念写真」のように切り取り、様々な手法でその物語を届けます。

「お守りのように寄り添うもの」「音楽のように楽しむもの」

私たちの作品の目指すものは「お守りのように寄り添うもの」「音楽のように楽しむもの」です。
ある時は、その人にとって「これは自分を表現した柄です」と、自己表現のツールとして使って頂くために姿を変え、モチーフとした人に寄り添う作品を目指します。
これが、「お守りのように寄り添うもの」です。
ある時は、「この柄綺麗だな」と言う切り口から入って頂き、そこからその柄のストーリーや、この柄に込めた想いを知って頂き、共感して欲しいです。
音楽のように、なんとなくメロディが気になる(柄に興味を持って頂く)と言う部分から入って頂き、歌詞の意味(柄のストーリー)を知る。
そんな作品になるよう目指しております。

身の回りにありふれているもの、捨てられていくものにも愛情を向けて欲しい

自分の視点を少し変えるだけでも、こんなに美しいものに囲まれていることに気付いて欲しい、捨てられて行くものにも愛情を向けて欲しい、普段口にしている野菜たちの畑での姿や、様々な瞬間を知って欲しい。
そんな想いで発信しています。
どの作品でも大切にしているのは「人との繋がり」です。
その人と過ごした風景や魅力をたくさんの人に届けられるよう、「物語を伝える活動」として発信して行きます。

 


「にいろ」の柄は、「そこに在る 物語。」というコンセプトで製作をしています。

ただ綺麗な草花の絵ではなく、そこに在る思い出や物語にまつわるものを使い、ありのままの「景色を切り取る」という考え方をもち、作っています。

まずは、コンセプトに沿った草花の写真を撮影します。

製作に使う草花は、花言葉にもこだわります。

撮影した草花の写真を元に、スケッチをしていきます。

まずは、ペンでベースのイラストを作成します。

描いたスケッチを元に、草花のイラストに色をつけていきます。

元の草花の色を損なわないように彩色します。

完成したイラストを自由に組み合わせ、柄にしていきます。

こうして作られた柄は、自由に姿を変え、商品などの作品になっていきます。